景気に浮かれ浮かされ



どこの業界でもそうなのですが、景気の色合いがよく見えるということでは、やはりメディア関係の業界は際立っているようです。
自分が仕事の一環である「出版」も、それはもう景気をよく映し出します。

例えば、バブル景気と言われていたあの頃は、どんな企画でも面白がられて通り、書籍になることも珍しいことではありませんでした。
「こんなので大丈夫だろうか?」という企画が一発で通り、それこそシャレでもなく、「景気がいいね!」と驚いていたものです。

一つの企画でそこそこに受けるものが出ると、あとは深く考えることも無く似たようなものがごろごろと排出されていきました。
それもそこそこ受けるのです。
まさに浮かれているような状態です。
弾けてしまえば、バブルというのも言い得て妙で、いったん景気が悪くなると、今度はどのように考え出された企画でも目新しいものほど敬遠されます。
叩いても割れない石橋を求めるように、手堅いものだけが横行します。
これはこれで、景気の悪さに浮かされているように思えなくもありません。

果たして景気が良くなってきていると言われる昨今、やはり「景気」という何かに浮かれている状態だけにならないように、過去の景気の様々な様相から学ぶべきものがあるはずです。
タグ:バブル 景気
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